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トップ  >  コラム  >  舞台のトナリ:コッペパン100号(2002/06)〜113号(2005/09)  >  舞台のトナリ「ヨーロッパツアー 3」(コッペパン108号(2004/06)掲載)


舞台のトナリ「ヨーロッパツアー 3」(コッペパン108号(2004/06)掲載)

 
 
 前回、前々回とヨーロッパ紀行を書いてきましたが、今回で最終回。

 イタリア・ドイツと回って、最後の公演地はスイスのチューリヒ。
 ここでの上演会場は演劇コースを持つ大学の構内にある小さなホールで、学生達が実習に使ったり、実験的な発表会に使っているようでした。
 安部公房の作品のポスターも見かけました。
 ドンチョウも舞台もない平土間の会場で、楽屋も決して豪華ではありませんが、スタッフの心配りでアットホームに過ごすことができました。少しでも快適に過ごせるようにと、楽屋に花が活けられていて、カゴには果物、冷蔵庫には飲み物が用意されているのです。

 ドイツでもスイスでも、劇場スタッフは本当に気さくに接してくれます。言葉はわからなくても廊下ですれ違うときは必ず笑顔で会釈してくれます。どんな部署の人でも、一緒に舞台芸術を創っているという意識を強く持っているように思いました。

 スイスでの上演については原作者の河合隼雄氏の関係もあり、深層心理学で著名なユング研究所からも、たくさん観に来られました。
 言葉だけでは表現できないもの、理性では受けとめられないものがあるからこそ、芸術というものが成立するのだと思いますが、それを深層心理学を専門に研究している人たちに観てもらうというのも、少し怖い気がします。

 今まで、作品については書いていませんでしたが、日本の「舞」をベースに、モダンダンスの様なものを組み合わせ、音楽は邦楽器と洋楽器で演奏するというものです。(何のことやらお解りにならないでしょうが、ホント観ていただかないと説明できないんです。)
 観客にとっては、少し戸惑いもあったようですが、ゆったりと流れる時間や、日本独特の「間」も、概ね好意的に受け入れられたようです。
 開演前は、客席と舞台との距離が近いこともあり、舞台前においてあったお琴に興味が集まっていました。
・・・

 公演後の一日、観光に出かけたリギ山でのお話。
 湖を船で渡り、急斜面の登山電車でリギ山へ。11月3日でしたが、山上は30センチ程の積雪です。何と、その雪の中で見たものは……!あるんですねぇ、世界中どこへ行っても。ほら、あれですよ。何ていうのか…、ベニヤ板で作った書き割りの……、嵐山なんかにあるやつで……、舞妓さんや新撰組の、顔のところに穴が開いていて写真を撮る……そうそうあれですよ。あれのアルプスの少女ハイジバージョン。当然カメラに収まりました。

 そんなこんなのヨーロッパドタバタ紀行。でも本当は、異文化との交流についても、考えていたんですよ。

 


 




 
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舞台のトナリ─屮茵璽蹈奪僖張◆ 2」(コッペパン107号(2004/03)掲載)
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