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トップ  >  コラム  >  モモさんシリーズ:コッペパン96号(2001/06)〜108号(2004/06)  >  モモさんシリーズА屮皀發気鵑里佑い」(コッペパン102号(2002/12)掲載)


モモさんシリーズА屮皀發気鵑里佑い」(コッペパン102号(2002/12)掲載)

 
 
 ミヒャエル・エンデの物語「モモ」にあらためて触れる機会がありました。浮浪児のモモがそこにいて話をじっくりと聴いてくれていることによって、忙しくしていたその人が自分自身を取り戻すことができる。モモは宇宙の音楽を聞き取り、星々の声に耳をかたむける能力をもった不思議な少女。そして、子どもからもおとなからも時間を奪い取り、将来の「よいくらし」のためと信じさせ勉強に仕事にとせかせかと追い立てていく灰色の男たち(時間どろぼう)から盗まれた時間を人間に取り返していく。不思議に静かで。それでいてドキドキする物語。

 生前のM・エンデと親交深かった子安美知子さん(ドイツ文学者)は「わたしの中に灰色の男が住んではいないだろうか、と問うてみよう。」また、「モモはわたしたち1人1人の中にもいて、たいていの場合深く埋もれている(眠っている)」というような話をされました。

 私は私の中にもきっといるであろうモモをしっかりと目覚めさせていたいと願っています。

 灰色の男たちをすっかりやっつけてしまうほどのことはできなくても、身近にいる人たちが自分自身と向き合い、自分の気持ちのもつれた糸を解きほぐすひとときを持てるように、そういう居合わせ方ができればどんなに幸せだろう、と思います。反発せず、無視せず、押し付けず、じっくりと聴くということは―そのようにしてもらった経験のある人ならよくわかるのですが―それだけで人を支えるとても大きな力になるものです。言おうとすることに耳を傾けてもらえるという安心感を生むのです。

 


 



 
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