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トップ  >  コラム  >  舞台のトナリ:コッペパン100号(2002/06)〜113号(2005/09)  >  舞台のトナリ「解説」(コッペパン102号(2002/12)掲載)


舞台のトナリ「解説」(コッペパン102号(2002/12)掲載)

 
 
 ところで……、このコラムを『舞台のトナリと名付けた理由を少し。

 舞台は非日常の世界であるといわれています。確かにそうです。日常そのままの世界なら、誰もわざわざ観に来ないでしょう。
 「事実は小説より奇なり」などといって、現実のほうがよっぽどおもしろいことや、とんでもない事件が起こったりしますが、それを舞台に移すことによって、私たちは無責任な観客でいることができます。
 だからどんな悲劇でも観ることができます。安心して思いっきり感情移入して、わんわん泣いても尾をひくことはありません。
 むしろ泣いたあとは、雨上がりのように爽やかでしょう。これを古代ギリシャの人々は「カタルシス・魂の浄化作用」などといって、悲劇の効用を説いていました。
 そんな非日常の世界ですが、日常を無視した演劇は、誰が観ても面白くないでしょう。演技もあくまで日常がお手本です。日常をかけ離れた演技は共感することできません。
 だけど日常的では全然面白くない……。舞台に立つ人間の苦しいところです。

 近松門左衛門大先生は「虚実被膜」ということを言っています。
 本当の芸というものは、虚と実との被膜の間にあるものである。つまり実に留まっていては面白くないし、かといって虚に落ちればリアリティーがなくなる。その虚と実の間で演じろと……。(言うのはご自由ですが、そんなこと簡単にでいますかいな。)

 と、こんなことを考えていると『舞台のトナリ』という言葉が浮かんできたという次第です。

 ま、お隣りさんのことですから、もっと舞台表現や演劇に興味を持ち、親しんでいただきたいという願いも込めて…。


 あ、それから肩書について。
 冬の実社(ふゆのみしゃ)というのは、演劇やパフォーマンスを上演するための小さなユニットです。やりたいものがあれば、その都度出演者やスタッフを集めて不定期に公演活動をしています。
 演劇クラブというのは、初心者を集めてワークショップを重ねながら、一つの作品を上演する、冬の実社主催のプロジェクトです。年に一度公演をしていましたが、今はちょっとお休み。週に一度、朗読の勉強会をしています。

 最近、朗読や読み聞かせが注目されていると聞いていたのですが、少人数で細々とやっています。興味のある方は、是非参加してください。

 今回は、解説と私事で終わってしまいました。
 それではまた。

 


 




 
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舞台のトナリ◆嵎僂錣 2」(コッペパン101号(2002/09)掲載)
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舞台のトナリぁ屬錣る」(コッペパン103号(2003/03)掲載)

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