活動紹介

京都市の東部,滋賀県との府県境界に位置する山科醍醐地域。
山科区と伏見区の醍醐地域を合わせて,人口約19万人のこの地域には,18歳未満の子どもたちが約3万人生活しています。

私たちがこの地域で活動する問題意識・理由は3つあります。

1.社会的・地域的に、子どもたちのよりよい健やかな成長の一助となるため。
2.この地域には、決して少なくない子どもの貧困家庭があるという現実。
3.子どもを中心においたよりよいまちづくり・地域づくりのお手伝い。

10の取組

上記の「3つの問題意識(課題)」に対して下の枠組みの中で「10の取組」を実践しています。

【事業ごとのページ】

 

 

 

【課題意識1】社会的・地域的に、子どもたちのよりよい健やかな成長の一助となるため。
○子どもがよりよく育つためのお手伝い。いろんな側面から子どもの成長にアプローチすることで,その子どもに合った楽しみ・成長を目指します。
取組(1):乳幼児期の子どもとその親への支援
取組(2):子ども自身の自己肯定感,表現力などの向上、よりよい子ども自身の成長のための活動
取組(3):異年齢の子ども同士、お兄さんお姉さん、大人との関わりや、集団での協調性、他者と関わることでの子どもの成長となる取組

0歳から乳幼児、小中学生・高校生・学生・社会人、全ての年齢層にできるカタチでアプローチし、さまざまな子どもの可能性にあった活動を提供できるようにします。
○子育て支援事業・○子どもの体験/文化事業

【課題意識2】この地域には、決して少なくない子どもの貧困家庭があるという現実。
○援護が必要な子どもたち。自分がうまく出せない、自信がない、学校にも居場所がない、家庭に事情を抱えている。
でも、行政のサービスが受けられるような重度の課題を抱えているわけではない・・・
そんな、いわゆるグレーゾーンの環境にある子どもたちへ取り組みます。
取組(4):自己肯定感が低い子どもたちへのマンツーマン(1対1)の取組
取組(5):子どもが少しずつ集団に慣れていくための機会の創出
取組(6):学校になじみにくい子どもたちへの学習の場の提供

子どもの貧困の根本の原因は子どもにあるわけではありません。しかし、その影響は確実に子どもに及んでいます。
子どもの貧困により、表層化する核問題(引きこもり・虐待・いじめ・孤立・・・)を直接に解決できるわけではありませんが、
当事者となってしまう子どもの自己肯定感を少しでも高め、子ども自身が未来によりよい希望を持てるように、よりよい子ども時代が過ごせるように、そのお手伝いをします。
○子どもの貧困対策事業:子どもの貧困とこどものひろばとさまざまな連携の図

 

【課題意識3】子どもを中心においたよりよいまちづくり・地域づくりのお手伝い。
○子どもを支える人たち・地域・社会との共生。 子どもを取り巻く環境は、家庭と学校だけではありません。
その地域・社会で生活を営んでいるすべての人が協力して、子どもが元気よく育つ環境を支えなければなりません。
私たちだけでは限界があります。
子どもの課題にともに考え・取り組む地域・社会のすべてのおとなのチカラが必要なのです。
取組(7):商店街・地域産業・学校・行政・多くの分野の団体との連携・分担によるすべての子どもへのアクション
取組(8):まちづくりへの参画による社会啓発
取組(9):学生・青少年・社会人の子ども分野・NPO分野における様々な気づきや成長の場の創出
取組(10):すべての子どもたちと子どもを支える人たちへの情報発信

 

子どもを取り巻く環境は千差万別・十人十色、ひとりひとり違い、一見同じように見える課題でも、原因や解決策は異なります。
より多くの子どもたちが、よりよい子ども時代を過ごせるようにするためには、1つの団体だけでは限界があります。

家庭で、地域で、学校で、行政単位で、すべての子どもたちと共に成長していける社会環境づくりのアクションも求められています。

 

【以上の取り組みをまとめると以下のようになります。】

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